ブラックナザレ祭 2019
1月9日(水)
キアポ教会
マニラ/フィリピン
ブラックナザレ祭り(Black Nazarene)は、毎年1月9日にマニラで行われるフィリピン最大級の宗教行事で、数百万人の信者がキアポ教会の周辺に集まって来ます。
十字架を担いだ黒いキリスト像を乗せた山車が教会を出発し市内をパレードすると、大勢の人々が像に殺到します。像に触れると願いごとが叶う、あるいは犯した罪を悔い神に赦しを請うという厚い信仰心によるものです。パレードは夜まで続き、毎年多くの負傷者、年によっては死者が出るほど混雑を極めます。
キリスト像は16世紀にメキシコで創られ、1606年に聖アウグスティノ修道会によってフィリピンに持ち込まれました。像が黒い理由には諸説あって、フィリピンに運ばれる途中、船内で火災が起こり表面が焦げてしまったというのが有力のようです。
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1月9日、フィリピンのブラックナザレ祭りで、ジョーンズ橋を渡る信者の海
Sea of devotees cross Jones Bridge http://t.co/5t1GYZ4hZ1 pic.twitter.com/ZiGDTGQoO8— ano_ano (@ano_ano_ano) January 9, 2014